Instagramは6月4日(米国時間)、クリエイター(インフルエンサー及びパブリッシャー)が投稿したオーガニックのブランドコンテンツを、協業関係にあるビジネスが広告配信することが可能な「ブランドコンテンツ広告」の提供を開始したことを発表しました。

ブランドコンテンツ広告はクリエイターのアカウントから配信され、アカウント名の下に「広告(英語ではSponsored)」と表示されるのに加え、利用者がクリエイターとビジネスの協業関係を簡単に理解できるよう、キャプション欄の冒頭に「XXX(ブランド名)とのタイアップ投稿」と明記されます。

Instagramではプラットフォーム上の透明性を高めるため、2017年6月にブランドコンテンツツールを発表し、クリエイターとビジネスの間に報酬の授受が存在する投稿(=ブランドコンテンツ)には、ビジネスの名称が分かりやすく表示される仕組みを導入しました。その後もビジネスとクリエイターの双方にとって最適なツールの提供に向けて開発を進めてきましたが、中でもビジネスから最も大きな要望として挙げられていたのが、ブランドコンテンツ投稿の広告配信でした。

ブランドコンテンツ広告を利用することにより、ビジネスは自社のブランドストーリーをクリエイターの声を通して発信し、新規顧客にリーチしたり、投稿の効果測定をしたりすることができます。また、Facebookの広告プラットフォーム内のツールを活用することで、自社のアカウントや協業しているクリエイターのアカウントをフォローしている人々以外のターゲット層にもリーチすることが可能です。広告を配信して効果測定を実施し、設定目標に対する最適化やテストを行えば、より効果的なキャンペーンを策定することもできます。

ブランドコンテンツ広告を設定するには:

  • まずクリエイターが、ビジネスパートナーが自身のブランドコンテンツを広告として宣伝できるよう設定します(アカウントの詳細設定から)
  • クリエイターが上記の設定を完了すると、ビジネスの広告マネージャの[既存の投稿]内に、クリエイターによるブランドコンテンツが表示されるようになります
  • ビジネスはその中から使用したい投稿を選択し、フィード広告として配信できます

現在、ブランドコンテンツ広告は一部のビジネスを対象に提供を開始しており、今後数週間以内にすべての広告主が利用可能になります。さらに、今後数カ月以内にInstagram ストーリーズ内でもブランドコンテンツ広告が利用可能になる予定です。