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Facebookは3月27日(米国時間)、FacebookとInstagram上でので白人ナショナリズムおよび白人分離主義の称賛、支持、表現を禁止することを発表しました。違反に対しては先週より罰則規定を施行しました。これらの概念がヘイトグループの組織化と密接に関連していることは明白であり、私たちのプラットフォームにおいて存在する余地がありません。

Facebookのポリシーでは、かねてから人種、民族、宗教などの特性に基づく差別的な言動を禁止しており、これには常に白人至上主義も含まれてきました。当初、白人ナショナリズムや白人分離主義の表現に対しては白人至上主義と同じ原則を適用していませんでした。ナショナリズム(国家主義)や分離主義を、「アメリカン人としての誇り」や「バスク分離派」といった、その集団に属する人のアイデンティティの重要な一部として広くとらえていたためです。

しかし、世界各国で人種問題を専門とする市民団体のメンバーや研究者と過去3か月にわたり対話を重ねた結果、白人ナショナリズムや白人分離主義は、白人至上主義や組織化されたヘイトグループと明確に線引きできないという結論に至りました。また、ヘイト行為をする人物や団体について社内で確認したところ、Facebookの危険な人物および団体に関するポリシーに定義されているように、白人ナショナリズムと白人分離主義と白人至上主義の重複がいっそう明らかになりました。今後も、利用者の皆様は自身の民族的伝統への誇りを表現することができます。しかし、白人ナショナリズムや白人分離主義への称賛や支持は容認されません。

また、プラットフォームからヘイト表現を削除する作業をより正確かつ迅速に行わなければなりません。Facebookは数年にわたり、機械学習とAIを利用してテロリスト集団が投稿したコンテンツを発見する能力を高めてきました。昨秋には、同様のツールを使用し、白人至上主義者を含む世界各地のさまざまなヘイトグループに対象を拡大した取り組みを開始しました。前進はしていますが、課題もまだ多く残されています。

ヘイト対策におけるFacebookの取り組みは、ここで終わりではありません。今回の発表の一環として、白人至上主義に関連する用語を検索する利用者の皆様に対し、ヘイトグループから距離を置くことをサポートする専門リソースの提供を開始します。該当する用語を検索した人は「Life After Hate」という団体への案内を表示します。この団体は、かつて過激派として活動していたメンバーにより設立され、緊急援助、教育、サポートグループの運営、アウトリーチ活動などを行っています。

残念ながら、私たちのシステムを悪用してヘイトを広げようとする人々は常にいます。弊社の課題は、テクノロジーの改良、ポリシーの発展、私たちの取り組みを強化できる専門家との協働などを継続し、常に一歩先を進み続けることです。今後も全力でこの問題に取り組んでいくとともに、随時進展をご報告いたします。

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白人至上主義に関連する用語を検索する利用者の皆様は「Life After Hate」という団体への案内が表示され、緊急援助、教育、サポートグループの運営、アウトリーチ活動などのサポートを見つけることができます。