インターネット上のコンテンツが増えるにしたがって、人々のオンラインでの体験は劇的に進歩し、コンテンツはより没入感と直感的さが増したものになってきています。しかし、多くのデジタル広告は、その進歩に追いついてきていません。読もうとしているコンテンツを遮るように表示される広告、読み込み時間を遅らせる広告、こちらがまったく購入する気のないものを売ろうとする広告など、誰もが質の低い広告を表示されたことがあると思います。人々はこのような時間の無駄とも思える広告体験をすべきではありません。

そこでFacebookでは、この問題の解決に向けた2つの変更点を発表します。まず、利用者が自分に表示される広告の設定を管理できるツールの機能を拡張します。そして、Facebookでの広告ブロック機能のアプローチに変更を加えます。

これまでの取り組み

Facebookでは数年間にわたり、オンライン広告に関する人々の懸念事項を深く理解することに努めてきました。そのなかで、人々は、自分にとって関連性の低い広告や自分のオンライン上での体験を邪魔されるような広告を見ることを好まず、表示される広告の種類を管理したいと思っていることがわかりました。

これらを踏まえ、Facebookでは、利用者が自分に表示される広告の設定を管理できるようなツールを導入しました。加えて、表示される広告の配信方法を改善し、人々のオンライン体験を損なうことなく、むしろそれを補完するような広告フォーマットを開発しました。

広告管理権限の強化

本日に発表を通してFacebookは、利用者が希望しない、特定の種類の広告が表示されないように、「広告設定」を更に使いやすくしました。特定の関心分野についての広告を表示されたくない場合は、広告設定で該当する関心分野(例えば「旅行」)を削除できます。また、利用者から、自分が顧客リストに入っている企業や団体からの広告を表示されたくないという声も上がっているため、これを設定できるツールも導入します。これらの改善の目的は、表示される広告が利用者の設定に基づいて配信されるよう、利用者の管理権限を強化することです。

広告ブロック機能に対する取り組み

 大好きなミュージシャンのコンサートが近くで開催されることを知らせる広告や、南の島への旅行に使える格安航空券の広告など、新しい製品やサービスを見つけたり新しい情報を得たりすることができる関連性や完成度の高い広告は、利用者にとっても便利です。その反面、広告が自分の関心と一致しないこともあるため、多くの人が特定のウェブサイトやアプリの利用を避けたり、広告をブロックするためのソフトウェアを使い、質の低い広告が表示されないようにしています。これまでは、そのような方法が最善の策とされてきました。

Facebookでは、人々が広告をブロックするソフトウェアを使う根本的な原因を解決するために、広告のフォーマット、パフォーマンス、管理機能をデザインしました。利用者に広告ブロックソフトを利用した理由をたずねると、一番多かった回答は、好ましくない邪魔な広告を表示させないためでした。利用者の管理権限を強化するにあたり、Facebookでは、広告ブロックソフトを使用している人々のFacebookデスクトップにも広告の表示を開始します。

広告ブロックのサービスを提供する一部の企業では、ブロックされた広告の表示と引き換えに料金を受け取っています。この慣習は、控えめに言っても、とうてい利用者の理解を得られるものではありません。ウェブの魅力であるジャーナリズムやその他の無料サービスをサポートするために必要な資金が集まりにくくなる原因にもなりえます。Facebookはこのような無料サービスの1つです。広告によるサポートがあってこそ、人々にシェアできる場を提供し、世界をよりオープンで、つながった場所にしていくというミッションに取り組んでいくことができます。  Facebookも過去に、広告をブロックする一部の企業から、料金を支払って広告のブロックを解除する提案を受けました。しかしFacebookは、広告のブロックを解除するのではなく、広告設定の更新やその他の広告管理機能の権限を利用者にお任せします。

Facebookは、今回の権限の拡大により、利用者にとってFacebook内外でよりよい広告体験が実現できると信じています。Facebookは、今後も利用者の声に耳を傾け、すべての人にとってよりよい広告体験の実現を目指していきます。

投稿者: アンドリュー・ボーズウォース