投稿者:Naomi Gleit (プロダクトマネジメント部門 副社長)、Sharon Zeng (プロダクトマネージャー)、Peter Cottle (エンジニア)

Facebookは2014年10月16日、新機能「災害時情報センター」を発表いたします。なお、グローバル機能を本社所在の米国外で発表するのは今回が初めてです。

自然災害が発生した時は、友達や家族の安否を確認し、最新情報を得るためにFacebookに多くの人が集まります。そのような際、災害の影響下にいる人と、心配している友達や家族の双方にとって、コミュニケーションが取れるということが極めて重要となります。 Facebookでは、このような状況でご利用いただける機能、災害時情報センターを開発しました。利用される皆様が素早く簡単に、ご自身の無事を友達に伝えたり、友達の安否を確認できる機能です。

災害発生時、本機能でできることは以下のとおりです。
・Facebook上でつながっている友達や家族に自分が無事であることを知らせる
・災害の影響を受けた地域にいる人の安否を確認する
・Facebook上でつながっている友達の無事を報告する

本機能より確認できる安否状況やコメントは、Facebook上の友達にのみ共有されます。また本機能は世界のどこからでも、AndroidおよびiOSアプリ、スマートフォンとフィーチャーフォンのモバイルサイト、デスクトップからご利用いただけます。

 

【災害時情報センターのしくみ】

◆ご利用者自身が災害の影響を受けた地域にいる場合
自然災害発生時に本機能が利用できるようになると、災害の影響を受けた地域にいると思われるご利用者に、Facebookから安否を確認する通知が届きます。

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ご利用者の所在地は、プロフィールに登録した都市、[近くにいる友達] (米国のみの機能)を有効にしている場合は最新の所在地、さらにインターネットを利用している都市から判定します。

影響を受けた地域内で無事でいる場合は、「自分の無事を報告」というボタンをタップすることで、最新情報を示す通知とニュースフィード記事が作成され、Facebook上の友達に安否が報告されます。ご自身が影響を受けた地域にいない場合は、「影響を受けた地域にはいません」というボタンを選び、そのことを改めて示すことができます。

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また、無事だと分かっているFacebook上の友達がいる場合、その人の無事を報告することもできます。

◆Facebook上の友達が災害の影響を受けた地域にいる場合
Facebook上の友達が影響を受けた地域にいる場合、その友達がご自身の無事を報告した際に通知が届きます。通知をクリックすると、災害時情報センターにアクセスでき、友達の最新情報の一覧を確認できます。

 

 

【開発の背景】
アメリカ赤十字社(American Red Cross)によると、2011年の東日本大震災では全国で1250万人が何らかの影響を受け、40万人以上が避難を余儀なくされました*。

日本のオフィスにいた弊社のエンジニア達は当時、人々が大切な人とつながり続けるために、テクノロジーとソーシャルメディアを活用するのを目の当たりにし、その重要性を再認識しました。これを受けて、災害発生時に大切な人の安否を簡単に確認するための機能「災害用伝言板」を開発し、災害から1年後に実施した本機能のテスト公開(日本国内のみ)へは大きな反応をいただきました。

残念ながら、その後も自然災害は少なからず発生しています。これらの現場でも、一般の方、支援団体、救助にあたる方々などによって、Facebookがどのように利用されているのか、多くの学びがありました。この学びを反映すべく災害用伝言板を改良し続け、災害用伝言板は災害時情報センターとして生まれ変わり、今回の発表に至りました。

弊社では、ご利用者の皆様が災害時情報センターを使うような状況に見舞われないよう、心から願っています。しかし、もしもの時に、友達や家族と、簡単につながることができる機能をご用意することも重要だと考えます。本機能により、万が一の際に大切な人の無事を知りうる手段をご提供し、少しでもお役に立つことができればと考えています。

【ご参考】
災害時情報センター紹介ページ
英語版ニュースルームの発表